開催日 | 2022-06-28〜2022-06-28 |
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開催場所 | オンライン(Zoomウェビナー) |
概要 | 優秀な翻訳者が必要である。そのために『翻訳教育』が重要だ。しかし、日本の翻訳教育体制は整備されていない。他方で、伝統的に民間スクール等がそれを担ってきたが、これらは個人のノウハウを排他的に伝承するもので、「翻訳知」の民主化には前向きでない。これとは別に一般的には、翻訳スキルは、外国語能力とは異なるものと考えられてきた。そのため翻訳教育と翻訳者予備軍を育てる外国語教育が、お互いに歩み寄る機会も少なかった。 しかし、近年の機械翻訳(MT)の発展により、翻訳スキルと外国語能力に求められる最低限スキルが、MT品質を超えるもの(あるいはMTとは異なるもの)として認識され始めた。かくして、両教育は共通の目標を見出した。すなわち、MTを使った翻訳/外国語教育が有意義となる。 本発表は、この文脈で『翻訳教育』を再考する。具体的に、機械翻訳の外国語教育への応用(MTILT)を提案する。 |
外部リンク | https://www.jtf.jp/learn/seminar/133 |
主催 | 一般社団法人 日本翻訳連盟 |