日本翻訳連盟(JTF)

第34回JTF翻訳祭2025 チケット発売のお知らせ

日本翻訳連盟(JTF)が主催の「JTF翻訳祭2025」の参加チケットが来週の8月8日に発売されます。詳細は公式サイトをご確認ください。

オンデマンド配信と会場開催のハイブリッド形式で、翻訳業界の最新動向を学び、交流を深める絶好の機会です。今回はオンデマンド配信を実施し、その後、横浜市開港記念会館(通称「ジャック」、重要文化財)で会場開催を行う新しい流れを採用。事前の学びを会場での交流に活かせます。

以下に今年の翻訳祭の特徴をご紹介します。多彩なプログラムで学びを深める

■多彩なプログラムで学びを深める

オンデマンド配信では、翻訳技術の向上に直結するセミナーを多数用意。翻訳の品質向上や効率化を目指す実践的な内容に加え、プロジェクトマネジメント、ポストエディット、クライアント視点の翻訳など翻訳にかかわる様々な課題を網羅します。生成AIによる翻訳プロセスの革新など、テクノロジー関連の最新トレンドも充実。

参加者は自分のスケジュールに合わせて視聴でき、繰り返し学習することで理解を深められます。セミナーは初級者からベテランまで対応し、特許、教育、IRなどの専門分野別のセミナーも用意。交流パーティでは登壇者と交流できます。

■歴史ある「ジャック」で交流

会場セミナーは、横浜のシンボル、横浜市開港記念会館(重要文化財)にて開催。

基調講演では、認知科学者・今井むつみ氏が登壇。専門は認知言語発達科学と言語心理学コミュニケーションの本質を認知科学の視点から解説します。

特別セミナーでは、漫画家の河合円氏が登場。『とつくにとうか ~幕末通訳 森山栄之助~』で、幕末の通訳者・森山栄之助の成長を描いています。江戸時代の通訳事情について解説していただきます。

その他、ネットワーキングを重視したセミナーを多数ご用意しています。

翻訳会社の社長によるパネルディスカッションで業界の未来や課題を議論。昨年大好評だった「翻訳ミニコンテスト」では、専門家からの丁寧な解説。名刺交換や対話を通じて新たなつながりが生まれます。

会場開催のセミナーはオンデマンド配信いたしません。会場でしか受講できない数々のセミナー、ぜひご参加ください。

■翻訳の日記念イベントで次世代を応援

翻訳祭と連動し、9月30日の「翻訳の日」に合わせ、若い世代向けの動画シリーズを展開。「翻訳業界で働くとは」をテーマに、業界の魅力や実務を4週にわたり無料公開。最終日にはパネルディスカッションで、翻訳業界への理解を深め、翻訳の意義や可能性を伝えます。これから業界に飛び込む方々に、翻訳の仕事の意義や可能性を感じていただける企画です。

■常連さんも初参加者も楽しめる翻訳祭

JTF翻訳祭2025は、最新情報や技術を学び、仲間とのつながりを深める場です。オンデマンドで柔軟に学び、横浜での会場開催で直接交流。翻訳者、プロジェクトマネージャー、テクノロジーに関心のある方、業界を目指す方まで幅広くご参加いただけます。歴史ある「ジャック」でお会いできることを実行委員一同、楽しみにしております。JTF翻訳祭2025で、翻訳通訳業界の未来をともに切り拓きましょう!

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