欧州連合機関が機械翻訳向けライティングの解説冊子を公開
欧州連合の翻訳専門機関であるCdT(Translation Centre for the Bodies of the European Union)は、機械翻訳にかける原文をライティングする際のコツを解説した小冊子「Writing for machine translation」を公開した。
主なコツとして次の8つが紹介されている。
- 専門用語を決める
- 代名詞は控えめに
- 略語や頭字語は避ける
- 長くしすぎない
- 短くしすぎない
- 改行は避ける(表内など)
- 句読点は適切に
- 文全体を大文字にしない
欧州連合の公用語は24言語で、もちろん日本語は含まれていない。そのため日本語に密接に関連したコツは入っていないが、主に欧州言語を機械翻訳で扱う際には参考になるだろう。
小冊子(PDF形式)は次のURLからダウンロードできる: http://www.cdt.europa.eu/sites/default/files/documentation/pdf/cdt-writing-for-mt-en.pdf
CdT発表:http://cdt.europa.eu/en/news/writing-machine-translation
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