日本翻訳連盟(JTF)

ATAが通翻訳者の収入調査結果を公開

アメリカの通翻訳者団体ATA(American Translators Association)は、通翻訳者の収入調査の結果概要を公開した。

調査対象は通訳者や翻訳者など言語関連の仕事に就いている人で、勤務形態はフリーランス(自営)と会社員が含まれる。また回答者のうち、男性は28%で女性は68%、ATA会員が89%で非会員が11%。年齢層は55〜64歳が最も多く29%、次いで45〜54歳が26%、35〜44歳が19%だった。経験年数は10年以下が27%、11〜20年が31%、21年〜30年が27%、31年以上が16%。

言語関連サービスから得られた総収入の平均額は、全体で53,572ドルだった。また職種別だと、企業経営者が最も高く126,229ドル。フリーランス通訳者が58,496ドル、フリーランス翻訳者が48,305ドル、社内通訳者が71,154ドル、社内翻訳者が60,674ドルだった。

調査結果の完全版は、ATA会員であれば無料で閲覧できる。


ATA発表:https://www.ata-chronicle.online/featured/summary-of-the-ata-compensation-survey/

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