グレイステクノロジーが東証の監理銘柄に指定
東証は14日、翻訳サービスなどを提供するグレイステクノロジー株式会社(東証一部)を「監理銘柄(確認中)」に指定した。
グレイステクノロジー社によると、同社は不適切な会計処理があったとして、2022年3月期第2四半期決算発表を延期していた。関東財務局より1/17まで提出期限を延期する承認を受けていたが、期限までに提出できない見込みとなった。
同社が設置した特別調査委員会の調査によると、2016年3月期から架空売上が計上されていた。2021年3月期の場合、約18億円の売上のうち10億円近くが架空売上だった(同委員会の暫定数値で、精査中)。
東証の上場廃止基準により、1/27までに2022年3月期第2四半期決算報告書を提出できない場合、整理銘柄に指定された後、上場廃止となる。