私の一冊『Intermezzo』
第53回:ウクライナ語翻訳者 コマロウシカ・ヴィクトリヤさん ウクライナの印象派作家、ミハイロ・コチュビンスキーが書いた『Intermezzo』。この本は、休むことの大切さを思い出させてくれる、私にとっての座右の書です。
続きを読む第53回:ウクライナ語翻訳者 コマロウシカ・ヴィクトリヤさん ウクライナの印象派作家、ミハイロ・コチュビンスキーが書いた『Intermezzo』。この本は、休むことの大切さを思い出させてくれる、私にとっての座右の書です。
続きを読む第52回:ゲーム会社ローカライズ・ディレクター オドネル ジェニファーさん メディアの翻訳が簡単ではない。直訳すると文章の雰囲気やキャラの個性が虚しくなる。意訳すぎると原作の意図が歪んでしまうかも。小説、ゲーム、漫画など
続きを読む第51回:翻訳者、ライター ライオン ジミーさん 翻訳という営業活動に対する考え方は二つに分けられると思います。まず、日常業務の中でどうやって目の前の依頼を納期までに且つ高品質に完成させられるか。これはいつも課題ですが、
続きを読む第50回:特許翻訳者 二神信也さん 『腐敗の時代』渡部昇一著、PHP文庫(第24回 日本エッセイスト・クラブ賞受賞(1976年))。 本業は英語学者だった渡部昇一氏のエッセイ集です。「英語教育考」では、「化学者としての成
続きを読む第49回:特許翻訳者 松藤利香さん ネット検索が主流になった今でも、翻訳の際に最も頼りにしている1冊です。 本書は、テクニカルライティングの3C(Correct, Clear, Concise = 正確に、明確に、簡潔に
続きを読む第48回:プログラマー 松下 樹さん 表題作を含む4つの短編がおさめられた文庫本である。表題作では小学校時代の魔女変身遊びを引きずっている会社員女性の日常が新鮮で、主人公が親友と昔の変身遊びを回想する部分が美しい。二番目
続きを読む第47回:高知工科大学名誉教授 谷脇雅文さん 高校時代、早熟な級友が「哲学はすべての学問の王」だと言っていた。その言葉が頭のすみにあり、大学教養部ではまず哲学を選択した。しかしさっぱり理解できなかった。スコラ哲学者トマス
続きを読む第46回:特許翻訳者、工学博士 積田則和さん このコーナへの寄稿を打診されたとき、すぐに頭に浮かんだのがこの一冊です。 私は研究者、技術者として定年まで企業に勤務しました。退職すると世の中の景色が一変します。日々の生活の
続きを読む第45回:日英、英日特許翻訳者 塚村直記さん 著者は元NHK国際放送局の記者であり、茅ヶ崎方式英語会の創立メンバーである高橋義雄氏と松山薫氏のお二人である。茅ヶ崎方式英語会は、この「時事英語教本」を教材として、時事英語を
続きを読む第44回:特許商標事務所所員、特許翻訳者 江口 輝さん あなたが亡くなるときに後悔すること、わかりますか。 2009年初版の本書は、当時33歳の医師によるものです。数多くの終末期を見届けるなかで気づいた、患者たちに共通す
続きを読む