私の一冊『世界のたね——真理を追いもとめる科学の物語』
第34回:研究者(フランス哲学) 宇佐美達朗さん 翻訳者という存在をおぼろげながらに初めて意識したのはおそらく本書であった。その理由はもはや定かではないが、古代ギリシア哲学から現代物理学までの科学史(こう言ってよければ西
続きを読む第34回:研究者(フランス哲学) 宇佐美達朗さん 翻訳者という存在をおぼろげながらに初めて意識したのはおそらく本書であった。その理由はもはや定かではないが、古代ギリシア哲学から現代物理学までの科学史(こう言ってよければ西
続きを読む第33回:研究者(フランス哲学) 松葉 類さん 「ABC」を名乗る人物による、奇妙な予告連続殺人事件が起きる。事件の起きた街の名、そして被害者の名前の頭文字をつなぐと、A、B、C……とアルファベットの順をなしていた――。
続きを読む第32回:イタリア語翻訳家 二宮大輔さん この本の解説に次のようなエピソードが紹介されている。 東大の学生だった小林秀雄は詩人アルチュール・ランボーに関する優れた卒業論文を書き上げ、口頭試問に臨む。フランス人の先生から「
続きを読む第30回:英日翻訳者、編集者 かとうちあき さん 『タイコたたきの夢』ライナー・チムニク文・画、矢川澄子訳、パロル舎、2000年本リンクを経て得た収益は寄付されます <ゆこう どこかにあるはずだ もっとよいくに よ
続きを読む第29回:英日・日英翻訳者 尾張惠子さん 『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』セシリア・ワトソン著、萩澤大輝・倉林秀男訳、左右社、2023年本リンクを経て得た収益は寄付されます わたしが翻訳の仕事を始
続きを読む第28回:スウェーデン語/ノルウェー語-日本語翻訳者 中村(今井)冬美さん 『ムギと王さま』(ファージョン作品集 ; 3)エリナー・ファージョン作、石井桃子訳、岩波書店、1971年(下は、2001年版岩波少年文庫『ムギと
続きを読む第27回:英日・日英翻訳者 下村万実さん 『ひとりの双子(The Vanishing Half)』ブリット・ベネット著、友廣純訳、早川書房、2022年 本リンクを経て得た収益は寄付されます アメリカの黒人女性作家ブリット
続きを読む第26回:英日翻訳者 眞鍋惠子さん 『誤訳をしないための翻訳英和辞典+22のテクニック』改訂増補版、河野一郎著、DHC、2017年リンクを経て得た収益は寄付されます 辞書にない訳語を集めた「表現集」は、新装版が刊行された
続きを読む第25回:西日・英日翻訳者 三角 明子 さん 『寝煙草の危険』マリアーナ・エンリケス著、宮崎真紀訳、国書刊行会、2023年リンクを経て得た収益は寄付されます 国書刊行会〈スパニッシュ・ホラー文芸〉に注目している。アルゼン
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