MemsourceがソフトウェアL10N管理システム開発のPhraseを買収
Memsource社(チェコ)は、ソフトウェア・ローカリゼーション管理システムを手がけるPhrase社(ドイツ)を買収したと発表した。
Memsource社は近年ユーザー数を伸ばしているTMS(翻訳管理システム)を提供しており、2020年7月には投資会社のカーライル・グループが主要株主になった。
一方のPhrase社もクラウド型のTMSを提供しているが、ソフトウェア・ローカリゼーション面で強みを持つ。たとえば同社が提供するOTA(Over the Air)機能を使うと、モバイル・アプリ上の訳文をインターネット経由で更新できるため、訳文を変更するたびにアプリをマーケットに再リリースする必要がなくなる。
今後両社は連携し、さまざまなユースケースに対応できる次世代型翻訳自動化ツールの開発を目指す。
リリースはこちら:https://www.memsource.com/ja/blog/phrase-press-release-jp/