GALAが2020年第4四半期の業界景気動向を発表
翻訳業界団体のGALA(Globalization and Localization Association)は、2020年第4四半期の業界景気動向調査の結果を発表した。翻訳会社など150社以上が回答している。
まず、2020年第4四半期における自社サービスや製品に対する需要に関しては、「大幅に増加」と「わずかに増加」が合わせて68%だった。また収益についても、10%以上増加したという回答が合わせて66%と、全体として好調だったようだ。
次に、現在行っている成長施策(複数回答)では、「新規雇用」が54%、「製品やサービスの追加」が47%、「新技術の導入」が44%などに対し、「今はしない」が22%と、積極的な施策を展開している企業が目立つ。
さらに2021年第1四半期の展望についても、需要増や収益増加を見込む企業が過半数だった。
なお、イギリスのATCも1月の動向調査を発表しているが、回復基調を示す結果となっている。
GALA調査結果のページ:https://www.gala-global.org/knowledge-center/professional-development/articles/gala-pulse-survey-results-q4-2020