コロナ禍によるフリーランス通翻訳者の収入への影響は改善傾向 ― CSA調査

翻訳業界の調査会社CSA Researchは、フリーランス通翻訳者がコロナ禍で受けている影響に関する調査の結果を発表した。

まず、2021年1月からの収入についての回答は次の通りだった。

  • 減少:29%
  • 変わらず:35%
  • 増加:35%

「減少」と答えた割合は、去年8月時点が55%、今年1月時点が52%だったため、全体としての状況は改善しているようだ。Slatorによる求人動向調査を見ても、その傾向はうかがえる。

また、2021年1月から需要が増加した仕事の種類に関する回答もあった。

  • 翻訳:36%
  • ポストエディット:59%
  • 会議通訳:29%
  • オンサイトでの通訳:27%
  • 電話やビデオでの通訳:63%
  • リモート同時通訳:65%

需要は全体的に増えてはいるものの、翻訳よりもポストエディット、オンサイトよりも遠隔での通訳がより大きく伸びているようだ。

最後に、過去3年間で機械翻訳を使って翻訳したプロジェクトの割合が質問された。CATツールに表示される場合も含め、「36%」のプロジェクトで機械翻訳を利用したようだ。

なお調査は2021年7〜8月に実施され、91か国559人のフリーランスから回答があった。


CSA調査結果:https://csa-research.com/Featured-Content/COVID-19-Industry-Data-Research/Freelancer-4-survey

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