日本翻訳連盟(JTF)

Unbabelが多言語CXの調査レポートを公開

機械翻訳プラットフォームを提供しているUnbabelは、多言語でのカスタマー・エクスペリエンス(CX)に関する調査レポート概要を公開した。

調査対象地域は米、英、仏、独、伯、日の6か国で、2,700人超が回答した。

まず母国語での提供に関する質問で、「母国語でのエンドツーエンドのCXが非常に重要」と答えた人は69%、「母国語でのプロモーションやサポートが非常に重要」と答えた人は71%いた。

多言語での顧客サービス提供に関する調査も実施された。「母国語でサポートがあるブランドを継続して使う」が73%、「母国語でサポートを提供するブランドがあれば乗り換える」が68%いた。さらに「母国語であっても、顧客サービスの質が低いと信頼や継続利用に影響する」は92%いた。

母国語でサポートを受ける際に重視する項目としては、「迅速な回答」が47%、「迅速な解決」が46%と時間に関係する点が上位に入った。

調査結果は、翻訳サービスの売り込み時に参考になるかもしれない。調査レポート概要は下記リンク先から無料でダウンロードできる。


Unbabelレポート概要:https://resources.unbabel.com/guide/highlights-the-unbabel-global-multilingual-cx-report-2021

※本ページ画像も上記URLより取得

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