GALAが2021年第4四半期の業界景気動向を発表
翻訳業界団体のGALA(Globalization and Localization Association)は、2021年第4四半期の業界景気動向調査の結果を25日に発表した。回答は92件だった。
前四半期と比較し、自社サービスや製品に対する需要が「大幅に増加」と「わずかに増加」の回答は合わせて60%弱だった。66%だった前四半期よりも若干減少している。また収益は、10%以上の「増加」が合わせて約50%で、56%だった前四半期よりもわずかに減っている。ただし「変わらない」が約40%と前四半期よりも10%ほども増えている。
2022年第1四半期の需要予測については、「大幅に増加」と「わずかに増加」が合わせて70%弱で、前四半期よりも10%以上減少している。ただし現在の雰囲気が「楽観的」という回答はほぼ同じだった。
2021年第2四半期まではコロナ禍から急速に持ち直した様子が見られた。第3四半期から回復スピードがやや鈍化している印象も受けるが、それでも景気は変わらず良い状況だと言えるだろう。
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