日本翻訳連盟(JTF)

週間ニュースまとめ(2021-01-25)

編集長が注目した先週の業界ニュースをまとめて取り上げます。

業界ニュース

▼ EUATCがT-UPDATE 21 Virtualの登壇者を募集

欧州各国の翻訳業界団体で構成されるEUATC(European Union of Associations of Translation Companies)は、年次大会であるT-UPDATE 21 Virtualの登壇者の募集を開始した。応募締切は1月31日。参加者には経営に関わる人が多い。

詳細:https://euatc.org/news/t-update-21-virtual-call-for-papers-launched/

▼ Nimdziが年次調査の回答ページを開設

Nimdzi社は業界調査の回答ページを開設した。毎年、同調査結果に基づいて企業規模ランキングである「Nimdzi 100」が発表されている。

詳細:https://survey.nimdzi.com/zs/OWBUkg

▼ イギリスの職能団体ITIが言語サービス従事者向けのメンバーシップを追加

翻訳者や通訳者で構成されるイギリスの職能団体ITI(Institute of Translation and Interpreting)は、言語サービス従事者向けの新しいメンバーシップ・カテゴリーを追加した。「Language Services」という名称で、言語サービス業界で働くプロジェクト・マネージャーやベンダー・マネージャーなどが対象となる。

詳細:https://www.iti.org.uk/resource/iti-launches-new-individual-membership-category.html

掲載済み個別記事

他メディアのニュース紹介

【MultiLingual記事】Google Translate Causes Vaccine Mishap

米バージニア州保険当局のウェブページで、COVID-19のワクチン接種情報に機械翻訳が使われたとして問題になっている。スペイン語版で「the vaccine is not required(要求されない)」が「the vaccine is not necessary(必要ない)」という意味になっていた。日本でも、住民の安全に関する行政情報に機械翻訳が使用されて問題視されたことがある。

詳細:https://multilingual.com/google-translate-causes-vaccine-mishap/


その他の情報まとめ

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