【コラム】言語業界トップの売上規模を身近な企業と比べてみる

先日、調査会社CSAが翻訳を含む言語業界の2021年売上高世界ランキングを発表した(記事)。昨年SDL社を買収したRWS社が1位となり、売上金額も10億ドルの大台に迫る結果となった。全体および日本企業の上位3社をまとめると次のようになる。

CSA順位社名売上高(百万ドル)同円換算(百万円。1ドル110円)
1RWS972.78107,006
2TransPerfect852.4293,766
3Lionbridge739.0081,290
17翻訳センター109.1912,011
31ロゼッタ38.534,238
33クレステック34.953,845
データソース:CSA(https://csa-research.com/Featured-Content/Global-Market-Study-2021/Top-100-LSPs

では、この10億ドルに迫る世界トップ3社の売上高は、他業界の企業と比べるとどの程度の規模なのだろうか?

ここでは身近で馴染みのある日本企業、かつ同じサービス業に限定して比較してみたい。なお日本企業の売上高は日本経済新聞が公開しているデータ(リンク)を使用する(最終更新は2021/4/9)。

棒グラフのうち、赤色が言語業界、青色が日本のサービス業の企業である。また掲載した日本企業の事業内容を簡単に説明する。

  • ミクシィ:SNSなど
  • 松屋フーズ:牛丼チェーン
  • 松竹:映画など
  • ワタミ:居酒屋など
  • カプコン:ゲームソフト
  • 日本KFC:外食(ケンタッキーフライドチキンなど)

言語業界の世界トップ企業の売上高を身近な日本企業と比較してみた。筆者自身は、言語業界は思ったより小さいのかなという印象を受けた。ただし業界全体としての成長は続いているので、将来性は期待できると感じている。

(執筆:西野)

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