ライフサイエンス分野でも機械翻訳の活用検討が進む

従来、医学を含むライフサイエンス分野では機械翻訳(MT)の導入に慎重だと考えられてきた。翻訳業界誌Slatorの読者アンケート結果によると、この分野でも活用の検討が進んでいるようだ。

アンケートで「ライフサイエンス分野の翻訳会社はもっと積極的にMT(とPEMT)を採用すべきか?」という質問に対し、次の回答があった。

  • 43.3%:文書の種類による
  • 25.4%:メリットよりリスクの方がまだ大きい
  • 17.9%:そうすべきだ
  • 13.4%:MTはすでによく使っている

(※回答数67、実施日8/13)

MT利用は慎重にすべきだという意見が25%ほどはあるものの、逆に利用に前向きな意見も合計で30%ほどある。

JTFの2020年業界調査によると、自社サービスですでにMTを活用していると回答した翻訳会社は3割ほどおり、2017年の約2倍に増えている。ライフサイエンスのように従来はMTに慎重だったと思われる分野ですら導入が検討されているのであれば、翻訳会社におけるMT活用はさらに進むものと想像できる。


Slatorアンケート結果:https://slator.com/reader-polls-machine-translation-in-social-media-life-sciences-opportunity-or-headache/

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