第30回JTF翻訳祭2021レポート
日本翻訳連盟主催の「第30回 JTF翻訳祭 2021」が2021年10月6日から20日までオンラインで開催された。
今回は講演、サポーターウェビナー、交流セッションなど、合計で27セッションが企画された(プログラムのPDFファイル)。そのうち交流セッションは初の試みだった。コロナ禍で途絶えがちな業界内の交流を活発にするのが目的だ。
講演のうち、5つを詳しく報告する。各講演の要点を把握したり、当日の雰囲気を感じ取ったりしていただけたら幸いである。
- 翻訳検定試験を通してしっかりとした翻訳者の道を開きましょう ― 検定の上手な使い方
- 安藤 惣吉(日本翻訳連盟)、浜口 宗武(日本知的財産翻訳協会)
- 動画時代の翻訳 ― 産業字幕翻訳は怖くない!
- 菊地 大悟(株式会社十印)
- この3人だから話せる! 「ビジネス」としての翻訳業 ― 「好き」で始めた翻訳を長く続けるための現実的なお話
- 齊藤 貴昭(翻訳者)、松本 佳月(フリーランス技術英訳者)、酒井 秀介(通翻訳者のコミュニティ『カセツウ』)
- これからキャリア転換をして通訳者になる人に
- 白倉 淳一(日英会議通訳者)
- 海外の翻訳会社の選び方・つきあい方
- 原 真理恵(株式会社RWSグループ)、マイアット かおり(Word Connection sarl)、松田 浩一(英日翻訳工房)
なお9月30日にはプレイベントが開催されており、こちらの記事で詳しく報告されている。